ブックタイトルレベル計

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概要

レベル計

第1章レベル計とは推薦のことばレベル計測は,諸産業において,液体,粉粒体,塊体等の貯留面の計測,管理を行う技術として重要な役割を担っています。このレベルを測定する機器が「レベル計」です。今日,環境問題が大きく取り上げられる中,基本的物理量としてのレベル計測の重要性が高まってきています。レベル計は,井戸等の液面測定に使用されたことから始まったと言われていますが,今日では,計測制御機器の主要素として,体積,流量,質量等の関連機器の役割も担い,さらには河川,上下水,排水,車両や船舶の燃料計測の分野にも広く使用され重要な位置を占めてきました。今回刊行された『レベル計』では,現在市場で使用されている「レベル計」をほぼ網羅し,懇切丁寧な解説が行われ,レベル計の新しい需要の開拓にも繋がるもので,従来からの製品だけではなく,今後需要が拡大すると思われる製品からシステムまで数多く盛り込まれています。そして,本書では,機器の解説だけではなく,各種の使用環境に最も適した機種の選定方法,設置上の留意事項,正しい使い方,応用例,トラブルシューティング,今後の展望など,レベル計測に必要な技術的情報が現場で使用するユーザの視点でまとめられています。また,最近のレベル計測には欠かせないデータ通信等について解説されているほか,測定対象となる液体の性状,設置条件等による法規制についての紹介,レベル計取扱業者一覧や取扱い製品一覧が掲載されています。このため,レベル計測担当者の現場における実用書として十分活用できる内容となっていることから,「レベル計」及び「レベルスイッチ」を使用する計量管理者,工務,設備計画担当者向けの“最適書”であると言えます。本書がユーザの計量管理担当者だけではなく,レベル計メーカの技術者にも役立つとともに,一般の方々のレベル計測の教科書,手引書としての役割を果たすと考え,ここに,この『レベル計』を推薦いたします。東京工業大学教授香川利春2