●台はかりタイプ・ヘルスメーター
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台はかりタイプは、もともと病院や学校での身体検査で使うために作られたもので、大変頑丈なはかりです。
また、家庭用にコンパクトに作られた体重計がヘルスメーターです。
目盛りで値を読みとるアナログ式とより小さな単位で値を表示するデジタル式があります。
用途に応じてお選びいただけます。
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●身長体重計
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太りすぎ、やせすぎの判定法にBMI法がありますが、この指数を出すのには体重と身長が必要です。
最近では身長を測るのと同時に体重が測れる、「身長体重計」が便利な機器として普及しています。
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□体重計の乗り降りは衝撃を与えないよう、静かに行いましょう。
- とくにヘルスメーターは使用、保管の利便性から薄く、軽く、小さく作られていますので、飛び乗ったり、落としたりすると性能が保てません。
- 畳やじゅうたんなど、床面の柔らかいところでは正確な測定が出来ませんので、硬い平らなところで使うようにしましょう。
注意!ヘルスメーターは体重を測るものです。
ヘルスメーターは体重を人が立って計るように作られていますので、品物の重さ等を計った場合、正確に測定できないこともあります。ヘルスメーターに限らず、はかりは非常に精密な機器ですので、取扱いには十分注意が必要です。使用前には必ず取扱説明書を読み、使用方法を理解してからご使用ください。
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体脂肪率の測定
今まで体脂肪率の測定には次のような種類がありました。
※水中体重計測法
息をすべて吐き水中に潜ったときの体重を測ることにより人の比重を求め、体脂肪率を計算する方法。
※DEXA法
装置に横たわり頭からつま先まで全身に微量なX線を照射し、透過率を用いて体脂肪率を計算する方法。
※皮脂厚(ひしこう)法
背中や二の腕等の一部をつまんだときの皮脂の厚さを測り、これらの数値から体脂肪率を計算する方法。
これらは、病院や検査機関等で専門の人に測ってもらわなければ知ることができませんでした。また、時間や費用がかかることもあり、大変なことでした。
●体脂肪計・体内脂肪計
最近では家庭で手軽に体脂肪率を測定できる体脂肪計・体内脂肪計がそれぞれ市販されています。
これらは各社の製品により測定個所は違いますが、身体に微少電流を流し、生体インピーダンス(身体の電気抵抗)を測定して身体全体の体脂肪率を表示する仕組みになっています。 体脂肪率を知ることにより体重と合わせてより細かな健康管理ができるようになりました。
□正しい測り方
取扱説明書をよく読み、それぞれの機種にあった測定を行いましょう。毎日一定の時間帯に測定し、記録をつけて管理することをおすすめします。
□脂肪率が高かった場合は医師に相談しましょう。
むやみに食事量を減らしたり、急に激しい運動を始めたりすると、かえって健康を害することになりかねません。医師と相談の上、改善をはかりましょう。 |