HOME リンク お問い合わせ ENGLISH
JMIF(JAPAN MEASURING INTRUMENTS FEDERATION) 一般社団法人日本計量機器工業連合会
JMIFのご紹介 お知らせ 会員企業 計量計測製品データベース
ホーム > お知らせ > 産業構造変革への対応に係わる研究会開催のご案内
計量法・国際法定計量・諸外国の計量法
統計資料・規格・刊行物
講演会・セミナー
展示会情報
国際標準化活動(OIML事業)
環境への取り組み
はかる世界のあれこれ
会員向けサイト

お知らせ

産業構造変革への対応に係わる研究会参加募集のご案内


(一社)日本計量機器工業連合会

  日本経済再生のため、新成長戦略の推進、日本再生戦略の策定・推進が図られることとなります。同戦略の動向を注視するとともに産業構造変革への対応について調査研究し、会員各社の経営計画立案等の参考に資することを目的に、前年度に引き続き研究会を開催いたします。
  今年度は、今後10年、15年で「世の中」がどのように変わっていくか。「未来」を形作る3つのメガトレンド「サスティナビリティ」「クラウド」「ライフ」をキーワードに、経済や社会、テクノロジー、業界、ビジネスモデル、ライフスタイル、価値観など、様々な角度から未来社会の姿を「立体的」に捉え、研究を行うこととしております。
  奮ってご参加くださるようご案内申しあげます。


1. 研究会の運営

  (株)アクアビット代表取締役田中 栄氏を講師・コーディネーターに、また外部からも企業経営者又は専門家を講師に招き、テーマごとに産業構造変革への企業の取り組み、国内外の動向等について6回の講義を受けます。毎回、講演終了後、講師、コーディネーター、参加者によるディスカッションを行うこととしています。



2. 対  象

  会員企業経営者及び管理部門ご担当者等  30名

3. 開催日程

第1回 9月4日(火)15時〜17時 於 グランドヒル市ヶ谷
テーマ:「総論」

  「未来」は、経済、政治、社会、テクノロジーなど様々な要素が相互に影響し合いながら形作られている。これらの変化が今後のビジネスにどのような影響をもたらすのか。中長期戦略を考えるためには、これらを「立体的」に捉えることが重要である。未来は過去の延長線上には無い。第一回では未来の「全体像」と「大きな流れ」を掴むことに重点を置く。

第2回 10月4日(木)14時〜16時 於 グランドヒル市ヶ谷
テーマ:「経済」「政治」「社会」はこれからどう変わるのか?

  人口動態の変化や経済成長といった「マクロ」的な視点から、「世界のカタチ」が今後どう変わっていくかを見ていく。ここで大きなポイントとなるのが世界の「パワーバランス」が変化することだ。
  具体的には、米国一極集中から多極化への変化、そして中国に加えてもう一つの人口大国・インドの高度成長などである。これらを背景に「モノが足りない」時代が本格的に始まる。世界的な課題は「地球温暖化」から「持続可能性」へと急速にシフトが進む。環境・資源・エネルギーを包括する【サスティナビリティ】が極めて重要なテーマとなるだろう。

第3回 11月2日(金)15時〜17時 於 グランドヒル市ヶ谷
テーマ:「テクノロジー」はこれからどう変わるか?

  一口に「テクノロジー」と言っても対象分野は幅広い。この回ではエネルギー、エレクトロニス、環境、材料、食料、医療など幅広い分野を対象に、未来を創るカギとなる技術の動向を俯瞰する。異分野の技術が結びつくことで新しいニーズに応え、それが新たなビジネスを生むことになる。特に注目するのは【クラウド・コンピューティング】である。無線ブロードバンドの普及と共に、これからの社会では人と人、人と企業は「つながる」ことが当たり前になる。それを前提に、新しい社会システムやビジネスモデルの構築が進んでいくことになるだろう。

第4回 12月4日(火)15時〜18時30分 於 グランドヒル市ヶ谷
テーマ:「産業」や「ビジネス」はこれからどう変わるのか? + ゲストスピーカー

  社会が変われば求められるビジネスが変わる。業界の枠組みも変わる。これまで日本経済を支えてきた、自動車やエレクトロニクス、エネルギーなど「モノ作り」がこれからどのように変わっていくか。特に通信やソフトウェア、コンテンツ・サービスとの融合によって、「モノ+サービス」への転換が進むことが注目される。さらに食品や医療、ヘルスケアなど、今までは”遠い”と思われた分野に目を向けると、従来は考えられなかったような新しい「つながり」ができつつあることに気づくはずだ。今、あらゆる分野で産業構造の「再構成」が始まっているのである。その変化は”歴史的”というべきものであり、その向こうには千歳一隅のビジネスチャンスとリスクが待ち構えている。幅広い業界を俯瞰しているメディア系のゲストスピーカーをお呼びして、様々な業界の「今」について話を聞く予定。

第5回 1月21日(月)15時〜17時 於 グランドヒル市ヶ谷
テーマ:「ライフスタイル」や「価値観」はこれからどう変わるか?

  人々のライフスタイルや価値観が今後どう変わっていくかを予測する。世代交代が進むにつれて、「モノ」「カネ」は絶対的な存在ではなくなるだろう。これからの消費は、精神的充足感など目に見えない価値=「コト」が中心となっていく。文化的成熟や多極化を背景に、「価値観の多様化」もこれからますます進む。どの層を狙って切り込むか、どのように価値を創造するか。「マーケティング」が欠かせないものとなる。この回で特に注目したいのは【ライフ・イノベーション】である。ゲノム解析に基づく医療技術の進歩で、将来は死ぬことの方が難しくなっていく。死生観を含めて価値観が今後大きく変わり、そのことは商品選択の基軸を変えることにもなる。

第6回 2月8日(金)15時〜18時30分 於 東京都内
テーマ:「経営モデル」はこれからどう変わるか? + ゲストスピーカー

  最終回は、新ビジネスへ具体的にどのように取り組めばよいのか、実例を交えながら紹介していく。過去の延長線上のまま考えれば、既存ビジネスの多くはやがて行き詰ってしまう。先進国では安さと大量生産を追求する20世紀型モノ作りから、「サービス」「クリエイティブ」を志向するビジネスへと急速にシフトが進む。それによって求められる人材や能力が変わるのはもちろん、「つながる」社会を前提にマーケティングやビジネスモデルも劇的に変わるだろう。顧客との深い「絆」を作った企業こそが次の勝者となる。新しい経営モデルに実際に取り組んでいる経営者をゲストに招く予定。


4. 参 加 費(6回分):お一人 94,500円

5. 申込期日: 平成24年8月24日(金)までお申込み願います。
申込書到着後、第1回開催案内と請求書をお送りいたします。

申 込 書  

6. 田中 栄氏 略歴

  1966年 北海道生まれ

  1990年 早稲田大学政治経済学部卒業
同年、(株)CSK入社、社長室所属、CSKグループ会長・故・大川功氏の下で事業計画の策定、業績評価など、実践的な経営管理を学ぶ。

  1993年 マイクロソフト(株)入社。Word及びOfficeのマーケティング戦略を担当。
1998年ビジネスプランナーとして日本法人の事業計画立案を統括。
2002年12月同社を退社。

  2003年 (株)アクアビットを設立し、代表取締役に就任、現在に至る。


  主な著書 「未来予測レポート2011-2025 【サスティナビリティ】」
「未来予測レポート2011-2025【クラウド】」
「未来予測レポート2012-2025【ライフ】」(日経BPコンサルティング社)
など、未来予測レポートシリーズの著書など多数。


↑このページのトップへ